RITAPONTE 新宿区のリハビリ専門デイサービス リタポンテ

半日型リハビリデイサービスとは?料金・内容・メリットをわかりやすく解説

 高齢のご家族が「最近よくつまずく」「外出の機会が減った」など、体力の低下を感じていながらも、「デイサービスには行きたくない」と拒まれて困っていませんか?

そんな方にこそ知っていただきたいのが、半日型リハビリデイサービスです。

入浴や食事などの生活介助は行わず、リハビリに特化した短時間型の通所サービスで、「人に頼りすぎたくない」「自分の力で動けるうちに身体を鍛えたい」といった想いに寄り添った支援が受けられます。

この記事では、半日型リハビリデイサービスの仕組みや対象者、実際のサービス内容、料金の考え方まで利用を検討するうえで知っておきたい情報を網羅的に解説します。

ご本人の意欲を尊重しながら、日常の自立を支える手段のひとつとしてまずは正しく知ることから始めてみましょう。

取締役/理学療法士 上村 理絵

取締役/理学療法士上村 理絵

日本から寝たきり(寝かせきり)を無くすことを使命とする

家族がいつまでも元気で自立した生活を送れるよう日常生活に必要な身体機能のリハビリに特化したディサービスを運営しています。
ご覧いただきました弊社のホームページにご案内した通り、寝たきり率が世界で最も高い日本ではリハビリを受けられない難民とも言うべき高齢者が年々増加し喫緊の社会保障制度の課題だと考えております。
そこで、この社会問題に一緒に取り組んでくれる志のあるリハトレーナーの募集を行っております。利用者・ご家族があきらめていた事を可能に変える為に…。 ぜひ、あなたからのご応募をお待ちしています!

1.半日型リハビリデイサービスとは?

まずは半日型リハビリデイサービスの仕組みや概要を解説します。

1-1.半日型の基本的な仕組み

半日型リハビリデイサービスとは午前または午後のいずれか、1日あたり3〜4時間程度の短時間で通える、リハビリに特化した通所介護サービスです。利用者は家庭での生活リズムを大きく崩すことなく、定期的に運動や機能訓練に取り組めます。

一般的なデイサービスと異なり、入浴や食事の提供は基本的に含まれておらず、その時間をリハビリに充てている点が特徴です。

主な内容は歩行訓練やストレッチ、簡易的なマシントレーニングなどの運動プログラムで構成されており、短時間でも効率よく身体機能の維持や改善を目指せます

なお、理学療法士や作業療法士といった専門職が常駐して個別対応している施設は一部に限られており、多くは介護職員によってプログラムが実施されています。

そのため、より専門的なリハビリを希望する場合は、スタッフ体制や設備の有無を事前に確認することが重要です。

1-2.どんな人が利用するの?

半日型リハビリデイサービスは、介護予防や身体機能の維持を目的とする利用者に向いています。中心的な利用者は、要支援1〜2や要介護1〜軽度要介護の方が多いです。

歩行や日常動作に多少の支えが必要でも、自立を目指したいという意欲の高い方に適しています。とくに「できるだけ自分の脚で歩きたい」「介護に頼らず生活したい」という意識を持つ方には効果的です。

また、介護度が重度の方であっても、「少しでも自立的な生活を送りたい」といった本人やご家族の希望により、施設と相談のうえで利用されるケースもあります。

半日型リハビリデイサービスを利用する際は要介護度だけで判断せず、施設の受け入れ体制や提供内容を事前に確認することが大切です。

2.半日型リハビリデイサービスでは何をするの?

半日型リハビリデイサービスのサービス内容について下記の内容で解説します。

2-1.主なサービス内容

半日型リハビリデイサービスでは、短時間の中で効率的に身体機能の維持・改善を図るプログラムが行われます。

一般的には次のような流れでサービスを利用します。

  1. 送迎や到着時に体温や血圧などのバイタルチェック
  2. 準備体操やストレッチ
  3. 歩行訓練やマシントレーニングなどの機能訓練
  4. 整理体操や再度のバイタルチェック

機能訓練は主にADL(日常生活動作)の維持・向上を目的に行われています。歩く・立つ・口腔機能向上などを目的としており、単なる筋トレではない点は理解しておきましょう。

ただし、具体的なサービスの提供内容は施設ごとに大きな差があります。一部の施設では簡易な集団体操のみを行い、人員も介護職員中心であるのに対し、他では専用器具を備えたマシントレーニングやスリングなどによる本格的リハビリを提供している例もあります。

また、理学療法士・作業療法士と連携して個別サポートを常備している施設は非常に稀であるため、専門性を求める場合は事前の確認が欠かせません。

結果として、自立的な生活を目指すには、理学療法士による個別計画作成を行い、トレーニング機器が整ったリタポンテのような施設が最適です。

リタポンテなら専門職によるメニュー設計が可能で、日常動作の改善やADL向上に科学的なアプローチを期待できます。

2-2.リハビリデイサービスとデイサービスは併用できる?

結論から言えば、リハビリ特化型のデイサービスと一般的なデイサービスは併用可能です。

いずれも介護保険サービスの枠組み内で提供されているため、週に複数のサービスを組み合わせて利用することが認められています

実際、リハビリを毎日続けることは身体的・精神的に負担が大きく、現実的ではありません。そこで、生活全体のバランスや介護する家族の負担も踏まえ、以下のような併用スタイルが取られることが一般的です。

曜日利用サービス内容
月・木半日型リハビリ特化型デイサービス(午前または午後)→ 機能改善を目的とした短時間リハビリ
火・金・日一般型デイサービス(1日)→ 入浴・食事・レクリエーションなど生活支援中心
土曜ショートステイや家族の付き添いなど、柔軟に調整

複数のサービスを組み合わせることで、本人の身体機能向上と生活支援、そして家族の介護負担軽減のバランスを取ることが可能です。

3.半日型リハビリデイサービスの料金は?

半日型リハビリデイサービスの料金について、下記の内容で解説します。

3-1.料金の基本的な考え方

半日型リハビリデイサービスを含む介護サービスの基本料金は、サービスごとに定められた「単位数」に基づいて算出されます。この単位数は、以下のような要素によって決まります。

  • サービスの種類
  • 要介護度
  • 施設規模
  • 利用時間

例えば、要介護1の方が、1か月あたりの平均利用延人数が750名以内の「通常規模型」デイサービスを利用した場合、利用時間ごとの単位数は以下のとおりです。

利用時間要介護1の単位数
(1回あたりの自己負担額の例)
3時間以上4時間未満370単位(370円)
4時間以上5時間未満388単位(388円)
5時間以上6時間未満570単位(570円)
6時間以上7時間未満584単位(580円)
7時間以上8時間未満658単位(658円)
8時間以上9時間未満669単位(669円)

一般的には1単位=10円で換算されたうえで、収入に合せた自己負担割合(通常は1割負担)が掛けられて基本料金が決定します。

ただし、単位には地域加算が追加される場合があり、とくに都会に住まわれている人の場合は1単位11円で換算されるケースもあります。

また、上記の計算で算出される金額はあくまで「基本サービス費」のみであり、実際の請求額には以下のようなサービス加算が追加されることがあります。

  • 個別機能訓練加算
  • ADL維持等加算
  • 生活機能向上連携加算
  • 口腔機能向上加算 など

例えば、理学療法士や作業療法士、看護師による個別リハビリの提供がある場合は「個別機能訓練加算」が適用されます。

そのため、同じ要介護度・利用時間であっても、実際の自己負担額は施設ごとに大きく異なる点に注意が必要です。

見かけの単価だけで判断せず、「どのような訓練が受けられるか」「どの加算が含まれているか」まで確認することで、サービスの実質的な価値を比較することが大切です。

リタポンテの費用についてご不安がある場合は、ぜひ無料のお問い合わせをご利用ください。

3-2.支給限度額に注意

介護保険サービスには、月ごとに利用できる金額の上限として「区分支給限度基準額」が定められています。半日型リハビリデイサービスもその対象であり、この限度額を超えた分は全額自己負担となるため、注意が必要です。

区分支給限度額は要介護度別に以下のように定められています。

要介護度支給限度基準額(単位)金額の目安
要支援15,032単位約50,320円
要支援210,531単位約105,310円
要介護116,765単位約167,650円
要介護219,705単位約197,050円
要介護327,048単位約270,480円
要介護430,938単位約309,380円
要介護536,217単位約362,170円
※1単位=10円換算

デイサービスを週に複数回利用したり、訪問介護・福祉用具レンタルなど他サービスと併用したりすると、思った以上に早く限度額を使い切ってしまうこともあります。とくに、個別機能訓練加算が多く含まれている場合は、1回あたりの単位数も増えるため、限度額に影響しやすくなります。

そのため、事前に以下のような点を確認しておくことが大切です。

  • 自分の要介護度に応じた支給限度額を把握する
  • 利用したい施設の「1回あたりの単位数(加算込み)」を確認する
  • 利用予定の頻度をシミュレーションし、月内で収まるか試算してみる

このように、制度のしくみを理解しておくだけでも、過剰な自己負担を避けられます。施設に問い合わせれば、利用予定頻度に対するおおよその自己負担額も教えてもらえるため、事前確認をおすすめします。

4.半日型リハビリデイサービスのメリット

ここからは、半日型リハビリデイサービスを利用するメリットを紹介します。

4-1.被介護者も参加しやすい

半日型リハビリデイサービスの大きな特徴は、短時間で通えることによる「始めやすさ」や「続けやすさ」です。

1回あたりの利用時間は3~4時間程度と限られているため、これまで介護サービスを使ったことがない方でも無理なく始めやすい特徴があります。

とくに、介護を受けることに対して抵抗のある高齢者や、なるべく家から離れたくないという方にとっては、“通う”というより“習い事に行く”ような感覚で利用できる点が魅力です。

週に1~2回から始めることも可能で、生活リズムを大きく変えずにリハビリを取り入れられるため、精神的な負担も少なく済みます。

また、通所時間が午前または午後のどちらかに限定されるため、本人の体調に合わせて通いやすい時間帯を選べるのも安心材料のひとつです。長時間の滞在が苦手な方や、持病による体調の波がある方でも、柔軟に利用しやすいサービス形態と言えるでしょう。

4-2.機能改善が期待できる

半日型リハビリデイサービスでは、歩行・立ち上がり動作の改善、筋力強化、バランス向上などを目指すリハビリプログラムが提供されます。

こうした機能訓練を継続することで、寝たきり予防やADL(日常生活動作)の維持・改善につながる可能性が高いです。

実際に弊社では、難病の影響で要介護5となり寝たきりだった方が、粘り強いリハビリを続けた結果、再びご家族と食卓を囲んだり、自力でトイレに行けたりするまで機能が向上した事例があります。

このように、リハビリ特化型のデイサービスを活用することで、要介護度が下がり、自立度が向上する可能性が生まれます。結果として、寝たきりを防ぎ、最後まで元気に生活を続けられる未来を引き寄せるきっかけとなるのです。

リハビリデイサービスは、「また自立した生活に戻りたい」「寝たきりになんてなりたくない」という気持ちがある方にこそおすすめのサービスです。

4-3.介護されることに抵抗がある方でも使いやすい

介護サービスの利用に対して、「他人の世話にはなりたくない」「介護なんてまだ自分には必要ない」と感じている高齢者は少なくありません。とくに入浴や食事の介助といった、身体に直接触れる支援に強い抵抗を持つ方も多く、介護サービス自体を拒否されてしまうケースもあります。

そうした中で、半日型リハビリデイサービスは「介護を受ける場所」というよりも、「自分でできることを維持・向上させるための場所」として受け入れられやすいです。

また、男性では「目的・目標」を持てる場所として、ジムのように活用でき、介護を受ける感覚にならずに利用できるメリットがあります。

リハビリが中心で、入浴介助や食事介助は基本的に提供されないため、「人に頼らず、自分の力で動けるようになるための訓練」として被介護者自身も利用を納得しやすいのです。

そのため、介護に対して偏見や拒否感のある方でも、「これは予防のため」「まだ自分で頑張れるうちにやっておこう」と前向きに利用しやすく、家族側としても説得しやすいサービスと言えます。

事実、「要介護にならないために通うんだよ」という説明に納得して通い始めたという例も多く見られます。

なお、一般的なデイサービスでは、利用者の約8割が女性とされています。一方、半日型リハビリデイサービスでは、男女比がおおよそ半々です。

これは、介護サービスに対して抵抗感を持ちやすい男性にとっても、通いやすい環境が整っていることを示しています。

リハビリ中心で、入浴や食事などの介助を受けることなく、“ジムに通う感覚”で利用できる点が、男性にとって心理的ハードルを下げていると考えられます。

4-4.たった数時間でも家族が介護から解放される

在宅介護を続ける家族にとって、毎日数時間でも介護の手が離れる時間があるかどうかは、心身の負担を左右する大きな要因です。介護者が常に在宅して付き添い、食事や排泄、移動の補助をしている状態では、自分の時間を確保することすら難しくなってしまいます。

その点、半日型リハビリデイサービスは、数時間だけでも安全に見守ってもらえる時間を確保できるため、家族が一息ついたり、仕事や用事を済ませたりする貴重な“介護からの解放時間”になります。たとえ3〜4時間でも、介護を担うご家族にとってはかけがえのない休息となり、継続的な在宅介護を可能にする支えになります。

とくに、24時間介護が必要な高齢者を家で看ている場合、半日だけでも専門スタッフに任せられるという安心感は大きな価値です。無理なく介護を続けるためには、「家族が休む時間」も介護計画の一部として確保すべき重要なポイントです。

このように、利用者本人だけでなく、介護をする側の生活や健康も守ってくれるのが半日型リハビリデイサービスのもう一つの役割だといえるでしょう。

5.半日型リハビリデイサービスのデメリットや問題点

次に半日型リハビリデイサービスを利用するデメリットや問題点を解説します。

5-1.入浴や食事サービスがない

半日型リハビリデイサービスはリハビリに特化している代わりに、入浴や食事といった生活介助サービスが基本的に提供されていないところがほとんどです。

そのため、食事や入浴に不安のある高齢者にとっては、必要な介助が受けられないことがデメリットになり得ます。

一方で、「まだ人の手を借りたくない」「食事や入浴は家族としたい」と考える方にとっては、生活介助がないことが、かえって利用しやすさにつながる場合もあります。

そのため、本人にとってはメリットであるものの、家族側にとっては負担が軽減されにくいというギャップが生まれることもあるでしょう。

こうした場合には、訪問介護サービスや他のデイサービスと併用することでバランスを取るのがおすすめです。

例えば、「入浴・食事は通常タイプ、リハビリは半日型」といったように役割を分けて使い分けることで、家族の負担を抑えつつ、本人の希望にも沿った介護プランが実現できます。

5-2.高度な医療ケアが必要な人には不向き

半日型リハビリデイサービスは、介護保険制度の「通所介護」枠で提供されるサービスであり、医療行為を前提とした施設ではありません。

そのため、高度な医療ケアが必要な方には対応が難しいケースがあります。

具体的には、インスリン注射や胃ろうなど、医師の指示に基づく医療行為が必要な場合、介護士や看護師だけでは対応できないため、通所介護では対応できません。

実際、デイサービスでは、医師の常駐はなく、看護師が対応できるのは軽度な医療補助に限られると明記されています。

また、褥瘡(じょくそう)など、医療処置を伴うケアには医師や看護師の関与が不可欠であり、半日型の通所介護だけでこれらを満たすことは難しいです。

病状などによってはリハビリデイサービスの利用そのものができない可能性があります。

5-3.施設によってリハビリ内容・質に差がある

半日型リハビリデイサービスは「リハビリに特化している」とされる一方で、実際のリハビリ内容や質は施設ごとに大きく異なります。

なかには、送迎後に簡単なストレッチ体操を行うだけで終了するような施設も存在し、「機能訓練」という名目であっても、実際には効果が見えにくいケースも少なくありません。

本格的なリハビリを希望するのであれば、専用のトレーニングマシンが導入されているか、理学療法士など医療系の専門職と連携しているかといった点を、事前に確認することが重要です。

とくに筋力強化や歩行機能の改善を目的とするのであれば、簡易的な体操だけでは効果が限られやすく、継続的な身体機能の向上にはつながりにくいのが実情です。

また、スタッフの構成や利用者への対応姿勢によっても、個別性のある訓練が行われるか、画一的な集団運動で終わるかは大きく変わります。「リハビリ」と一口に言っても、その中身に大きな差があることを理解しておくことが、施設選びにおいて極めて重要です。

寝たきり予防や要介護度の改善を真剣に目指すのであれば、医療従事者と連携した本格的なトレーニング体制が整っている施設を選ぶべきです。

例えば、リタポンテでは理学療法士が常勤しており、直接ご利用者を評価します。

ご利用者様の状態や目的に合った集団リハビリプログラムや、専用マシンを用いた個別リハビリプログラムを組んでいるため、効率的に自立支援が行えます。

6.半日型リハビリデイサービスの利用者や家族の声

半日型リハビリデイサービスを実際に利用されている利用者やその家族の声を紹介します。

上記のように「一緒に暮らすためにも通ってもらっている」「良い気分転換になっている」といった声が見られます

半日型であることにより、無理なく通い続けられる点や、生活リズムを大きく崩さずにリハビリを受けられる点に安心感を覚えている方が多いようです。また、本人の心身の変化だけでなく、最後は自宅で迎えさせたいから通わせているといったご本人の意思を尊重しているからこそ利用しているとも語られています。

このように、半日型リハビリデイサービスは、「介護をする側・される側」の双方にとって負担を減らし、前向きな気持ちで生活を続けるための支えとなっています。

7.リハビリ特化型デイサービスならリタポンテ型

要介護4の状態であっても、適切なリハビリを継続することでより長く自立的な生活を送れます。

ここでは、リハビリ専門のデイサービスであるリタポンテの特徴や利用者の体験談を紹介します。

7-1.リタポンテの特徴

リタポンテは、「日本から寝たきりの人をなくし、介護が必要ない未来をつくる」という強い想いのもと、ただの通所介護にとどまらない、本質的なリハビリ支援を提供しています。

日本は長寿国である一方で、高齢者の寝たきり率は世界でも最も高く、わずか数日間の入院や“寝かせきり”で歩けなくなってしまう現実があります。リタポンテは、そうした“突然の寝たきり”を防ぐために、科学的根拠に基づいたアプローチを徹底しています。

理学療法士や言語聴覚士、看護師だけでなく、足病医や痛みの専門医など、専門性の高い医師とも連携。3ヶ月ごとの体力測定や口腔機能チェックを通じて、現在の身体状態と生活課題を客観的に評価し、オーダーメイドで改善プログラムを提案しています。

私たちが目指しているのは、「できるADL(生活動作)」ではなく、「しているADL」。つまり、訓練でできるようになったことが、実際の生活で“当たり前にできている”状態をつくることです。

「歩けるようになった」だけでは終わらせません。「歩いて買い物に行けた」「自分でトイレに行けた」――その実感こそが、本当の意味での自立であり、生活の質(QOL)の向上につながります。

そして、リタポンテのリハビリは、ご家族にとっても大きな支えになります。日々の介護の中で、「つい手を出してしまう」「どう接すれば自立につながるのかわからない」と悩まれることも多いはずです。リタポンテでは、そんなご家族の戸惑いや不安にも寄り添い、一緒に“見守る力”を育てていきます

「歳だからしかたない」とあきらめていたことが、「できるかも」に変わる瞬間。その積み重ねが、高齢者ご本人の自信となり、ご家族にとっては未来への希望になります。

リタポンテは、ご本人の「もう一度、自分の力で生きていきたい」という想いと、ご家族の「少しでも安心して見守りたい」という願いの、どちらにも応えるリハビリ専門のパートナーであり、高齢者がいつまでも「役割を持って活躍し続ける」社会を目指し、プロダクティブエイジングを推進しています。

自宅で、自分らしく暮らし続けるために。人生の可能性を信じて、もう一度チャレンジしてみませんか。

7-2.リタポンテを利用した人や家族の体験談

リタポンテでは、要介護2の認定を受けた方も、リハビリデイサービスを通じて、日常生活の楽しさを取り戻しています。
今回ご紹介するのは、神奈川県横浜市にお住まいの長谷川さんご家族の体験です。

コロナによる長期入院を経て退院されたお父様は、歩くこともままならず、ご家族も不安な日々を過ごしていました。そんな中、リタポンテにご相談いただき、週2回のリハビリを開始。最初はほんの数歩進むだけでも大変でしたが、スタッフが明るく寄り添いながら、一歩一歩着実にサポートしました。

リハビリに取り組むうちに、「今日は歩けた!」「疲れずに座っていられた!」と、少しずつできることが増え、ご本人もリタポンテへ通うのを楽しみにしてくださるように。半年後には、杖なしで歩行できるまでに回復され、ご家族からも「家の中が明るくなりました」とのお言葉をいただきました

リタポンテを利用した人の体験談

リタポンテでは、ご本人の体力や気持ちに合わせたリハビリを提供し、小さな成功体験を積み重ねることで自信と笑顔を引き出していきます。