RITAPONTE 新宿区のリハビリ専門デイサービス リタポンテ

要介護5でデイサービスは使える?回数や料金・サービス内容を解説

 「もう、歩くことは無理かもしれない」──

そう思いながらも、希望を捨てずに一歩を踏み出した方がいます。

要介護5。

それは、日常のほぼすべての動作に支援が必要とされ、寝たきりに近い状態とも言われる重度の介護認定です。

「ここまで状態が進んだら、もう何もできない」

そんなふうに感じてしまうのも、無理はありません。

実際、要介護5の方がデイサービスを利用している割合は全体のわずか4.6%と、ごく少数です。多くの方が、施設入所や訪問介護を選びます。

しかしその一方で、「住み慣れた自宅で過ごしたい」「もう一度、家族と食卓を囲みたい」と願い、デイサービスを活用して前向きに暮らしている方がいるのも事実です。

本記事では、要介護5の方がどのようにデイサービスを利用できるのか、費用や回数の目安、そして何よりも「回復という希望」を持てる可能性について、詳しく解説していきます。

もしかしたら、あなたやあなたの大切な人にとって、まだできることがあるかもしれません。

取締役/理学療法士 上村 理絵

取締役/理学療法士上村 理絵

日本から寝たきり(寝かせきり)を無くすことを使命とする

家族がいつまでも元気で自立した生活を送れるよう日常生活に必要な身体機能のリハビリに特化したディサービスを運営しています。
ご覧いただきました弊社のホームページにご案内した通り、寝たきり率が世界で最も高い日本ではリハビリを受けられない難民とも言うべき高齢者が年々増加し喫緊の社会保障制度の課題だと考えております。
そこで、この社会問題に一緒に取り組んでくれる志のあるリハトレーナーの募集を行っております。利用者・ご家族があきらめていた事を可能に変える為に…。 ぜひ、あなたからのご応募をお待ちしています!

1.要介護5でデイサービスは利用できる

デイサービスは要介護度によって利用の可否が明確に決まっているわけではないため、要介護5の方であっても施設によっては利用が可能です。

ここでは要介護5の方のデイサービスの利用実態を紹介します。

1-1.要介護5で利用している割合は少ない

要介護5の方がデイサービスを利用している割合は、非常に少ないのが現状です。

令和4年の国民生活基礎調査によると、介護を要する方10万人あたりの通所系サービス(デイサービスなど)利用者数は4万4,367人で、全体のわずか4.6%にとどまっています。

この数字からもわかるように要介護5の方の多くは、より手厚い介護が必要なため、デイサービスよりも訪問介護や施設入所といったサービスを選択する傾向にあります。

ただし、少数ではありますが、家族の支援や介護体制が整っている施設を利用する場合には、デイサービスを上手に活用しているケースもあります。

1-2.自宅で最期を迎えたい人がデイサービスを利用する

要介護5の方でも、「住み慣れた自宅で最期を迎えたい」と強く希望される方は、デイサービスを利用するケースが見られます。

このような場合はデイサービス単体ではなく、訪問介護や訪問看護、家族による介護などと併用しながら利用されることが多いです。

在宅での介護は大きな負担がかかりますが、デイサービスを活用することで介護者の休息や、本人の生活リズムの維持、社会的交流の機会にもつながります。

サービスを受けたあとは自宅に帰れるため、介護を受けられるご本人の精神的な負担を減らすことができるのがメリットです。

なるべく自宅での生活を望む場合は、他の介護サービスと連携しながら、自宅での穏やかな生活を選択するのも手段のひとつです。

1-3.緊急入院などで一時的に要介護度が上がっている人が利用することも

要介護5と認定された方の中には、緊急入院や持病の悪化などによって一時的に介護度が上がっているケースもあります。

もともとは要支援や要介護1だった方が、長期入院を経て心身の機能が大きく低下し、退院後に要介護5と判定されることがあるのです。

こうした場合、在宅生活への復帰を目的として、リハビリ特化型のデイサービスを利用するケースがあります。入院中に受けていたリハビリの延長としてデイサービスを活用し、日常生活動作の回復を図るためです。

実際には、身体機能の改善に伴い、次回の要介護認定で介護度が下がることもあります。

要介護5から機能改善を目指し、リハビリ目的でデイサービスを利用される方もいます。

2.要介護5でデイサービスは週何回利用できる?

要介護5の方は集中的な介護サービスの利用が欠かせません。そのため、デイサービスを利用できる回数が気になる方も多いでしょう。

ここでは、要介護5の方のデイサービスを利用できる回数を紹介します。

2-1.一般的なデイサービスでは週2回~3回が基本

要介護5の方がデイサービスを利用する場合、制度上は回数に制限があるわけではありません。

しかし、本人の体力や健康状態、通所による心身への負担を考慮すると、週2回〜3回の利用頻度が一般的です。

特に要介護5の方は、移動や入浴といった基本的な動作にも支援が必要なことが多く、毎日の通所は現実的ではないケースがほとんどです。

そのため、介護サービス計画であるケアプランでは、日常生活のサポートと心身の負担軽減を両立できる頻度として、週2〜3回の利用が選ばれることが多くなっています。

ただし、機能改善を目的でリハビリ特化型デイサービスを利用する場合は、週5回通われる方もいます

リハビリ専門デイサービスである弊社「リタポンテ」では、短期間で集中的にリハビリを行って機能改善を目指すことが可能です。

まずは、週5回じっくりとリハビリに励み、回復に応じて徐々に週3回、週2回と減らしていく支援を行っています。

2-2.回数制限はないが支給限度額に注意

デイサービスの利用回数には制度上の明確な制限はありませんが、注意すべきなのは「介護保険の支給限度額」です。

要介護5の方が1ヶ月に使える介護保険サービスの上限は、36,217単位(362,2170円)と定められています。

1単位あたりの金額は基本的に10円ですが、地域によっては「地域区分加算」が適用され、10円を超える場合もあるため、実際の負担額には差が出ることがあります。

この限度額を超えてサービスを利用した分は全額自己負担になるため、通所回数や利用するサービスの種類・内容には注意が必要です。

とくに要介護5の方は、訪問介護や福祉用具のレンタルなど他サービスとの併用も多いため、ケアマネジャーと相談しながらバランスよく利用計画を立てることが大切です。

3.要介護5の場合にデイサービスにかかる費用は?

それでは具体的に要介護5の方がデイサービスを利用した場合にかかる費用を解説します。ここでは以下のように、利用する施設規模ごとに利用時間と基本料金の関係を紹介します。

3-1.通常規模型通所介護費の料金表

通常規模型の通所介護施設とは、1ヶ月あたりの延べ利用者数が301人〜750人以下の中規模なデイサービス事業所を指します。

大規模型ほどの大きな施設ではありませんが、一定の設備やスタッフ体制が整っており、安定したサービス提供が可能です。

利用者の数がほどよく、個別対応のしやすさと集団活動のバランスが取れている点が特徴です。

家庭的な雰囲気の中でも、一定の機能訓練や入浴サービスなどが受けやすいため、幅広い要介護度の方に利用されています。

要介護5の場合の通常規模型通所介護費(自己負担1割の場合)の料金表は、以下のとおりです。

■通常規模型通所介護費(要介護5・自己負担1割)

サービス提供時間帯単位数(基本)自己負担額(1割)
3時間以上4時間未満588単位588円
4時間以上5時間未満617単位617円
5時間以上6時間未満984単位984円
6時間以上7時間未満1,008単位1,008円
7時間以上8時間未満1,148単位1,148円
8時間以上9時間未満1,168単位1,168円

※地域加算・処遇改善加算・各種加算は含まず、基本サービス費のみを記載しています。
※単位数 × 単価(10円)で算出しています。

例えば、要介護5の方が週に3回(月13回)、1回8時間で通常規模型のデイサービスを利用した場合、基本サービスの自己負担額は以下の通りです。

1,168円 × 13回 ≒ 15,184円(自己負担額1割)

3-2.大規模型通所介護費の料金表

大規模型の通所介護施設とは、1ヶ月あたりの延べ利用者数が751人以上の中~大規模なデイサービス事業所を指します。

施設の規模が大きいため、多様なレクリエーションやリハビリ設備が充実していることが多く、多職種による支援体制が整っている点が特徴です。

また、利用者の数が多いため、他者との交流機会が豊富で、社会的孤立の予防にもつながります。一方で、小規模施設に比べて、一人ひとりに対する対応が画一的になりやすい側面もあります。

以下では、要介護5の大規模型通所介護費の料金表を、「大規模型(Ⅰ):利用者数751名〜900名以内」と「大規模型(Ⅱ):利用者数901名以上」の2区分に分けて作成しました。

いずれも【基本サービス費のみ】・【地域加算なし】・【1割負担】で記載しています。

■大規模型(Ⅰ):利用者数 751名〜900名以内

サービス提供時間帯単位数(基本)自己負担額(1割)
3時間以上4時間未満568単位568円
4時間以上5時間未満597単位597円
5時間以上6時間未満940単位940円
6時間以上7時間未満974単位974円
7時間以上8時間未満1,097単位1,097円
8時間以上9時間未満1,127単位1,127円

■大規模型(Ⅱ):利用者数 901名以上

サービス提供時間帯単位数(基本)自己負担額(1割)
3時間以上4時間未満549単位549円
4時間以上5時間未満575単位575円
5時間以上6時間未満907単位907円
6時間以上7時間未満939単位939円
7時間以上8時間未満1,059単位1,059円
8時間以上9時間未満1,086単位1,086円

要介護5の方が週に3回(月13回)、1回8時間で大規模型のデイサービスを利用した場合、基本サービスの自己負担額は以下の通りです。

■大規模型(Ⅰ)の場合

1,127円 × 13回 ≒ 14,651円(自己負担額1割)

■大規模型(Ⅱ)の場合

1,086円 × 13回 ≒ 14,118円(自己負担額1割)

3-3.地域密着型通所介護費の料金表

地域密着型通所介護とは、定員18人以下の小規模デイサービスで、地域とのつながりを大切にした個別的な支援が特徴のサービスです。利用者は原則として、自分が住んでいる市町村内の事業所のみを利用できます。

人員配置が手厚く、アットホームな雰囲気の中で、きめ細やかなケアや個別リハビリを希望する方に選ばれることが多いのが特徴です。

■地域密着型通所介護費(要介護5・自己負担1割)

サービス提供時間帯単位数(基本)自己負担額(1割)
3時間以上4時間未満663単位663円
4時間以上5時間未満695単位695円
5時間以上6時間未満1,134単位1,134円
6時間以上7時間未満1,172単位1,172円
7時間以上8時間未満1,312単位1,312円
8時間以上9時間未満1,365単位1,365円

要介護5の方が週に3回(月13回)、1回8時間で地域密着型のデイサービスを利用した場合、基本サービスの自己負担額は以下の通りです。

1,365円 × 13回 ≒ 17,745円

4.要介護5からデイサービスを利用して回復できる?

要介護5からデイサービスを利用して機能改善を目指すことは可能です。とくにリハビリ特化型のデイサービスは機能改善を目的としているため、要介護5であっても、自立的な生活を目指せます

ここでは弊社リタポンテのサービスを通じて、要介護5の方が機能改善した事例を紹介します。

「もう、これ以上良くなることはないのでは──」そんな思いを抱えながら、リタポンテを訪れた女性がいました。川島さん(仮名・50代)です。

彼女は、脊髄小脳変性症という難病を患っていました。

脊髄小脳変性症とは歩行時のふらつき、手の震え、呂律が回らない…そして、やがて寝たきりになってしまうと言われる病気です。

私たちが初めて川島さんに出会ったとき、彼女は椅子に座ることすらままならず、コップも持てない状態でした。言葉もうまく伝わらず、転倒リスクがあることもあり、どの施設でもリハビリを断られていたそうです。

それでも彼女とご家族には、ひとつだけ願いがありました。「もう一度、一緒に食卓を囲みたい」──ただ、それだけの想いでした。

私たちは、座る練習から始めました。最初はマットの上で倒れてばかり。それでも川島さんはあきらめませんでした。短時間でも、繰り返し、理にかなった動きを続けることで、徐々に身体は反応しはじめました。

数週間後には、座位を保てるようになり、リハビリ機器も使えるように。

立つ、歩く、そして食べる。ご家族の支えとともに、川島さんは基本的な動作を少しずつ取り戻していきました。

そして、ある日。「食事が取りやすくなりました」と、ご主人がうれしそうに話してくださいました。それはまさに、ご家族が待ち望んでいた、「一緒に食卓を囲む時間」でした。

それから2年後。川島さんは再び歩けなくなり、静かに旅立たれました。ですが、ご主人の言葉は忘れられません。

「もう無理かと思っていたけど、一緒に食事ができて、本当に良かった。かけがえのない時間でした。」

要介護5であっても、「もう遅い」と決めつける必要はありません。

大切なのは、本人や家族が「どう過ごしたいのか」という思いを、誰かが信じ、寄り添い続けること。

寝たきりを回避することだけが目的ではなく、「その人らしい人生」を支えるために、リハビリ特化型デイサービスが果たせる役割は、想像以上に大きいのです。

5.リハビリ特化型デイサービスならリタポンテ型

要介護5であってもデイサービスを利用する場合は、リタポンテのようなリハビリを専門とするサービスの利用がおすすめです。

ここでは、リタポンテの特徴や利用者の体験談を紹介します。

5-1.リタポンテの特徴

リタポンテは、「日本から寝たきりの人をなくし、介護が必要ない未来をつくる」という強い想いのもと、ただの通所介護にとどまらない、本質的なリハビリ支援を提供しています。

日本は長寿国である一方で、高齢者の寝たきり率は世界でも最も高く、わずか数日間の入院や“寝かせきり”で歩けなくなってしまう現実があります。リタポンテは、そうした“突然の寝たきり”を防ぐために、科学的根拠に基づいたアプローチを徹底しています。

理学療法士や言語聴覚士、看護師だけでなく、足病医や痛みの専門医など、専門性の高い医師とも連携。3ヶ月ごとの体力測定や口腔機能チェックを通じて、現在の身体状態と生活課題を客観的に評価し、オーダーメイドで改善プログラムを提案しています。

私たちが目指しているのは、「できるADL(生活動作)」ではなく、「しているADL」。つまり、訓練でできるようになったことが、実際の生活で“当たり前にできている”状態をつくることです。

「歩けるようになった」だけでは終わらせません。「歩いて買い物に行けた」「自分でトイレに行けた」――その実感こそが、本当の意味での自立であり、生活の質(QOL)の向上につながります。

そして、リタポンテのリハビリは、ご家族にとっても大きな支えになります。日々の介護の中で、「つい手を出してしまう」「どう接すれば自立につながるのかわからない」と悩まれることも多いはずです。リタポンテでは、そんなご家族の戸惑いや不安にも寄り添い、一緒に“見守る力”を育てていきます

「歳だからしかたない」とあきらめていたことが、「できるかも」に変わる瞬間。その積み重ねが、高齢者ご本人の自信となり、ご家族にとっては未来への希望になります。

リタポンテは、ご本人の「もう一度、自分の力で生きていきたい」という想いと、ご家族の「少しでも安心して見守りたい」という願いの、どちらにも応えるリハビリ専門のパートナーであり、高齢者がいつまでも「役割を持って活躍し続ける」社会を目指し、プロダクティブエイジングを推進しています。

自宅で、自分らしく暮らし続けるために。人生の可能性を信じて、もう一度チャレンジしてみませんか。

5-2.リタポンテを利用した人や家族の体験談

リタポンテでは、要介護2の認定を受けた方も、リハビリデイサービスを通じて、日常生活の楽しさを取り戻しています。
今回ご紹介するのは、神奈川県横浜市にお住まいの長谷川さんご家族の体験です。

コロナによる長期入院を経て退院されたお父様は、歩くこともままならず、ご家族も不安な日々を過ごしていました。そんな中、リタポンテにご相談いただき、週2回のリハビリを開始。最初はほんの数歩進むだけでも大変でしたが、スタッフが明るく寄り添いながら、一歩一歩着実にサポートしました。

リハビリに取り組むうちに、「今日は歩けた!」「疲れずに座っていられた!」と、少しずつできることが増え、ご本人もリタポンテへ通うのを楽しみにしてくださるように。半年後には、杖なしで歩行できるまでに回復され、ご家族からも「家の中が明るくなりました」とのお言葉をいただきました

リタポンテを利用した人の体験談

リタポンテでは、ご本人の体力や気持ちに合わせたリハビリを提供し、小さな成功体験を積み重ねることで自信と笑顔を引き出していきます。

「まだできるかも」と思える毎日を、一緒に作っていきましょう